TOLICセミナーが開催されました。 講師：江崎孝行氏「上気道感染症と迅速診断技術」

開催日　令和２年11月12日（木）　10:00～11:20
会　場　HIH（ヘルステック・イノベーション・ハブ）
講　師　江崎孝行氏（岐阜大学研究推進・社会連携機構　微生物遺伝資源保存センター　フェロー）

テーマ：「上気道感染症と迅速診断技術」
感染症診断技術を開発途上国や野外で利用できるものに変えることの重要性と、気道感染症と下痢症の診断技術の現状と課題について講話を頂きました。
・迅速診断：外来／訪問診療でその場で結果を出せる技術（３０分以内に結果を出せる遺伝子診断技術）
・低コスト：Affordable technology（数ドルでできる診断技術）　
ウイルス性咽頭炎、細菌性咽頭炎・扁桃腺炎の診断ケースをもとに具体的な症例で説明を頂き、また、イノムクロマト法（※）の原理による診断法についても解説いただきました。

（※）イムノクロマト法は、毛細管現象や抗原抗体反応を利用した迅速検査（診断）の手法の1つ。インフルエンザの診断や妊娠検査薬に応用されている。新型コロナウイルス（2019-nCoV/SARS-CoV-2）に対して、イムノクロマト法による迅速診断キットの開発されている。

 

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